SDGs SDGsへの取り組み

人に優しく、環境にも優しく
地元に根付く企業として
SDGsに取り組んでいます

会社創立25周年(1993年)の記念事業として始まった地域の清掃活動を皮切りに、交通安全講習会の実施や循環バスの運行事業などを行なっています。松浦梱包輸送株式会社は地域社会との共存を目指して、サステナブルな社会に向けての取り組みに注力しています。

安全・安心なサービス

お客様や取引先、地域社会の方、松浦梱包輸送グループで働く人やその家族など、すべての人にとって安全で安心できるサービスを提供します。

安心安全で、快適に働ける職場づくり

従業員の安全と健康を確保することが業務を遂行する上での前提であると認識し、安全衛生管理に積極的に取り組んでいます。スローガンは「労働災害ゼロ」と「労働環境改善」。
目標を達成するために「労働安全衛生行動方針」を策定し、どのように行動すべきかを明記しています。方針の中では、リスク管理の結果を方針に反映することや、その方針を実行するために適切な経営資源を投入することなどを定めています。
大切にしているのは社員が安心して快適に働ける職場づくりです。

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学校給食配送業務

掛川市から業務委託を受けスタートした学校給食配送業務。2017年に掛川市逆川に営業所を構え、掛川市内の小学校22校と一部の幼稚園に向けて給食配送を行っています。現在は乗務員10名、車輌8台で活動しています。
弊社の任務は、給食を楽しみにしている子どもたちのもとへ毎日美味しい給食を届けること。そのため衛生面には細心の注意を払うこと、安全かつ迅速に運搬することを心がけています。
給食配送車のボディに装飾されている掛川市立曽我小学校の生徒が描いた可愛らしい絵画もポイントです。

デジタル化の推進と最新技術の導入

持続可能な開発目標の一つである「産業と技術革新の基盤を作ろう」の達成を目指すべく、弊社ではデジタル化を積極的に推進し、最新技術の導入に注力しています。
例えば、製品の保管・配送を行う施設「岡崎東ロジスティクスセンター」。ここでは製品のラベル情報を元に出荷先ごとに自動で仕分ける「自動仕分け機」を導入済み。人的作業よりもコストを抑え物流費の低減を図るとともに、人の目による目視作業からカメラによる機械照合に切り替えることで納入間違いの防止を実現しました。
また、「3wayリフト」も活用しています。フォーク部分を180度回転させることができるため、車両の向きを変えずに3方向の荷役作業を行うことが可能に。その結果、製品を置くラック間の距離を最小限に抑えることができ、倉庫の収容効率を約160%もアップさせることに成功しました。

安定した経営基盤の構築

品質確保のために定めている「品質行動方針」では、法令や規制要求事項を遵守することを明記。環境保全活動や運送業務といった場面での安全確保についても法規制と組織が同意するその他の要求事項に従うことを掲げています。また、最近では日本政府が取り組んでいる「パートナーシップ構築宣言」にも賛同しています。サプライチェーン全体の共存共栄を目指し連携すること、親事業者と下請事業者の望ましい取引慣行の遵守を宣言しています。
弊社では、法律や条例はもちろんのこと、社会的規範や企業倫理なども含めた幅広い規則を守っています。
同時に、経営を行う上での障壁となるリスクや、そのリスクによる影響を正確に把握することにも注力しています。

情報セキュリティ対策の徹底

デジタルデータソリューション(株)様のご協力のもと、情報セキュリティに関する情報収集や、従業員への意識向上のための教育を継続的に実施しています。
弊社では、高度化するサイバー攻撃へのセキュリティ対策としてEDR(パソコンやサーバーにおける不審な挙動を検知し、素早く対応を支援するソリューション)と不正通信を検出するツールを組み合わせて運用しています。これらの活用により、マルウエア感染や不正アクセス、機密情報流出などといったインシデントへの対応体制が整っています。
今後もインシデントの発生防止はもちろんのこと、発生後の迅速な対応に努めて参ります。

交通安全講習会の実施

弊社での業務は交通社会と密接に関係していると言えます。そのため全従業員が安全を確保できるよう、年に2回ほど交通安全講習会を実施しています。
内容は掛川警察署関係者や外部講師を招いての交通安全講話や優秀運転者の表彰など。近年ではドライブレコーダーの映像を用いた講話を実施することで、日常の運転に潜むリスクを具体的に示し、乗務員・内勤社員ともに交通安全への意識向上を図っています。
20年以上前から取り組んでいる当活動を今後も継続していくことが、交通事故の防止に直結することはもちろん、従業員一人ひとりの安全確保に繋がると考えています。

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道路の安全確保を最優先に取り組む物流企業

交通事故による死傷者増加を深刻な問題としてとらえ、全従業員が運行の安全確保を実現するための活動に積極的に取り組むこと、地域社会の道路交通事故削減に貢献することが弊社の使命であると考えています。
経営層と従業員のコミュニケーションを図り、適切な道路交通安全対策を実施することや、ヒヤリハット情報を調査・分析し結果を社内展開することに注力し、交通事故削減に寄与します。
今後も無事故運行を基本姿勢として、安全確保を最優先に取り組みます。地域の皆様や社会の役に立てる物流企業を目指します。
また、「全国交通安全運動」に協賛し、各期間中に街頭指導を継続的に実施しています。

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地域貢献

環境・社会といったあらゆる観点からさまざまな活動に取り組み、地域に貢献します。

「環境を守る」国際基準の認証を取得

今日において、環境問題は人類共通の重要課題です。弊社では、全従業員がその課題感を認識し、地球の環境保全を目指して活動しています。
行動する上で掲げているスローガンは「環境との調和」。大気汚染や温暖化の防止のため、運行する車輌の排気ガスを少なくし、環境にやさしい運転を心がけています。さらに、事業活動全体では節約・分別・リサイクル化によって資源を無駄にしないこと、省エネルギーを推進することに注力しています。
一つひとつは小さな行動でも、継続的に続けていくことが地球全体の汚染予防に繋がっていく。弊社では国際基準の認証を取得し、環境課題解決に向けた活動に取り組んでいます。

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四半世紀実施するクリーン作戦

会社創立25周年の1993年から毎年実施されているクリーン作戦。4月と9月の年に2回、各事業所周辺の道路にて1時間程度のゴミ拾いやカーブミラーの清掃などを行っています。
捨てられているゴミはタバコの吸殻や弁当の空き箱、雑誌など様々。ポイ捨てされたゴミを見ると、ルールを守ることの大切さを再認識させられます。当活動を目にされた方、知ってくださった方のポイ捨てに対する意識を少しでも良い方向に変えていければという思いで、これから先もクリーン作戦を実行していきます。
地元に根付く企業として、今後も地域の環境保全に尽力します。

暮らしに密着した循環バスを運行

松浦梱包輸送グループのジーネット株式会社では、2003年より掛川市街循環バスを定期運行しています。
路線バス「北回り」は お出かけに便利で、地域の皆様の身近な乗り物として、暮らしに密着した運行を続けてきました。
運賃は1乗車当たり100円(小学生以上大人小人同額/障がい者手帳をご提示の場合、引率者は無料となります)。高齢者から子どもまで乗り降りしやすい乗降ステップをなくしたノンステップバスを使用。2カメラ付ドライブレコーダーを装備するなど、装備も万全です。
循環バスの運行業務を通して、誰もが住みやすい街づくりに貢献しています。

地域の小学校へ防犯ブザー贈呈

2004年から毎年、掛川市立曽我小学校の新1年生に防犯ブザーを寄贈しています。ここに込めるのは「通学途中に犯罪に遭わないように、毎日を無事に過ごせますように」という子どもたちへの思い。校長先生から感謝のお言葉をいただくたびに、地域の一企業として子どもたちの安全を守ることに力を尽くそうと身が引き締まります。

掛川市に反射材ブレスレットを贈呈

高齢者の夜間外出時における交通事故防止のため、反射板付きブレスレット710個を掛川市に寄贈しました。このブレスレットは全国交通安全期間中に掛川市からシニアクラブ会員へ配布いただいたとのこと。高齢化により高齢者の事故が増加しているという問題が顕在化する中で、事故を少しでも減らせるように活用いただけて嬉しく思います。
弊社は地域の皆様のおかげでこれまで成長することができました。道路貨物運送事業を行う企業として、今後も高齢者の方々の交通安全に寄与していきます。

恩返しの気持ちを胸に義援金活動を行う

災害に見舞われた被災地へ向けての義援金活動を行っています。
きっかけは1982年9月12日の台風18号。垂木川(掛川市)が氾濫し、弊社本社が水浸しとなりました。大きな損害を負い、復旧には2ヶ月かかりました。その期間にお取引先や関係者の方々に大変お世話になりました。「助けていただいた経験を忘れることなく社会に恩返ししよう」。その思いで東日本大震災(2011年)や九州豪雨(2017年)、ニュージーランド地震(2012年)、フィリピン中部の台風(2013年)など国内外を問わず、被害に遭われた地域に向けて社員・会社からの支援金をお送りしています。

子育てに関する活動に貢献

地域の子どもたちが健やかに成長するための活動を行うNPO団体などへ従業員が参加することを支援し、子育てに関する活動に貢献しています。
地域の活動団体について情報収集を行い、より貢献できると思われる団体の活動に参画。そしてその活動に対する取り組みを、社内報やWebサイトなどで社内外に広報します。担当者を置くことで社内外活動を活性化させ、会社としての取組みを明確にしています。

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廃棄物収集・運搬

一般家庭から排出される一般廃棄物や、企業から排出される産業廃棄物などの収集運搬業務を行っています。業務を遂行する上ではリサイクル率の向上にも努め、ごみの量を軽減することによる環境保全を推進しています。

掛川市SDGsプラットフォーム

掛川市が提唱する「持続可能なまちかけがわ」を実現するには、行政・市民・企業・団体などがSDGsの理念や目標を共有し、それぞれが協力し合って取り組んでいくことが大切です。「掛川市SDGsプラットフォーム」はともに課題解決に取り組むための場として創設されました。
弊社も「掛川SDGsプラットフォーム」に参画しており、直近では市が挙げている課題「コロナに負けない安全・安心な学校施設の創出」の共創事業として「体温を測ることから始める健康管理」を提案。スタンド型非接触式検温器の贈呈を行いました。

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クリーンエネルギーへの切り替え推進

カーボンニュートラルを目指す企業として、当社で使用しているエンジンフォークリフト90台を、環境にやさしい電動フォークリフトへすべて切り替えました。クリーンエネルギーへの切り替えにより、CO2排出量削減、騒音軽減などに貢献します。

働きがい

年齢やジェンダーに関係なく、誰もが働きやすくやりがいを感じられる職場環境を実現します。

安心して育休が取得できる職場環境

産前から育児休業中の待遇や、育児休業後の労働条件に関する説明書を作成し、該当者が安心して育児休業を取得できるように配慮します。周辺従業員が制度や処遇を理解しやすく、育児休業が取得しやすい職場環境づくりを行っています。
その結果、弊社の育休取得率は100%です。

育児休業について詳しく見る

数字で見る松浦梱包輸送

継続的な教育環境

入社後の教育体制が充実しています。例えば、乗務員ミーティングや運行管理者からの個別レクチャーを1~3ヶ月に1回の間隔で実施。不明点をそのままにするのではなくきちんと解消できる環境を整備しています。先輩社員による丁寧なフォローアップの姿勢があるため、安心して業務に取り組むことができます。さらに、外部講師を招いての交通安全講習会にも注力しています。交通安全の重要性や運転時の危機管理について深くまで学べる機会を準備しています。このような制度により、弊社は国土交通省指定の「働きやすい職場認証制度」に認証されています。
入社直後だけではなく、継続的な教育環境の整備を大切にしています。階層別教育、専門教育を行うとともに、資格取得を推進しています。

性別による役割分担意識の是正

性別による固定的な役割分担意識を是正するため、正しい情報を提供することに加え、研修などの機会を設けて理解を深める活動を行っています。
男性・女性という生物学的性差ではなく、弊社ではジェンダーに関係なく、すべての従業員がそれぞれの能力や個性を発揮して生き生きと働ける環境を整備しています。

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女性がキャリアアップを目指せる環境

弊社では、管理職に占める女性割合が低いこと、女性を管理職に登用する組織内の風土が無いこと、管理職を目指す(希望する)女性社員が少ないことが課題としてあげられてきました。その課題に真摯に向き合うべく、女性リーダー育成のためのキャリア研修の実施、女性のためのキャリアデザインセミナー受講、女性社員に対する労働実態把握のヒアリングの機会を設けています。
女性がキャリアアップを目指す(目指したいと思える)会社を目指して、日々活動を続けていきます。

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長く働きたいと思える企業

弊社の平均勤続年数は10.7年、離職率は6.7%です。(2021年度時点)従業員からは「一緒に働いている人たちの人柄もよく、安心して働くことができています。仕事もプライベートも充実させて、定年まで働きたいです」「残業が少なく、土日休みと長期休暇でプライベートを充実でき、職場の人間関係が良く、社員教育にも力を入れているので、長く勤められる働きやすい会社だと思います」といった声をいただいています。

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付加価値のあるサービスを目指して

QCサークルとは、同じ職場で働く人々が製品やサービスの質の向上を目指して活動する小規模なグループのこと。弊社でもこれまで業務の改善活動や社員教育の一環として、全体的な取り組みを展開してきました。
第1回のQC事例発表会を行ったのは1986年に遡り、社員が自分達の活動事例を発表しました。
現場の一人ひとりが「何のために」「誰のために」を追求し、考え行動する。そうして弊社は単なる輸送業務だけではなく、付加価値のあるサービスを届ける会社に成長しました。

健康経営で従業員のより良い生活を目指す企業

従業員が健康的な生活を送れるよう、定期健康診断結果を元にD判定以下の従業員にイエローカードを発行し、再検査を促しています。また、年に数回ウォーキングイベントを開催し楽しみながら運動する環境づくりを行っています。イベント実施後のアンケートでは、半数以上の従業員が健康に対する意識が変わったと回答しました。
このような取組が優良であると認められ、「健康経営優良法人2024」に認定されました。